組分けが決まってから、この試合が気になっていた。
広大なアフリカ大陸の東西両端に位置する島嶼(しょ)国家同士の戦い。
モーリシャス協会1964年、カーボベルデ諸島協会1986年のFIFA加盟以来、初の対戦である。
「移動、大変だろうなぁ」と思って、調べてみた。
それによるとアフリカでは横の移動は非常に厳しく、ヨーロッパ経由が一般的なのだそうだ。
発着の空港同士を入力するとフライト便を表示してくれる「アマデウス・ネット」というサイトを見つけ、
シミュレーションをしてみた。(チャーター機を使用していないと想定)
セネガル沖の大西洋に浮かぶカーボベルデ諸島のプライア空港を夜中の1:05に発つ。
TAPポルトガル航空でリスボンに6:55着。4時間のトランジット後、さらに3時間半のフライトでパリへ。
1時間半のトランジットで16:15にエールフランス航空でパリを発つ。
ハネムーンで有名なモーリシャスに降り立つのが翌朝5:20。
トランジットも合わせて28時間のフライト。
移動距離は13500キロ。
ちなみに日本からバーレーンは8500キロ。日本から南アフリカまでが14500キロ。
それに匹敵する距離なのだ。時差は約5時間。

モーリシャスの6月は日本では初秋にあたり、平均気温は21℃。
試合が行われるキュールピップは内陸の高原地帯にある為、さらに涼しい。
カーボベルデ諸島は6月の平均気温が26℃なので、
アウェーチームにとっては過ごしやすい気候だろう。

キュールピップのキング・ジョージ5世スタジアムで行われた試合は、
前半終了間際にPKで先制した、最新FIFAランキング109位のカーボベルデ諸島が
同158位のモーリシャスからアウェーで勝点3を奪い、1組でカメルーンに勝点差1の2位につけた。
全12組の2位チーム上位8チームが最終予選に進める中、好位置につけた。
残念ながらこの試合の画像は見つかっていない。
Jerry Louis(モーリシャス)
07/5/26 COSAFA CUP vs.スワジランド 0-0 6PK5 (backpagepix/Adrian de Kock)
唄andro Mendes(カーボベルデ諸島)
04/6/5 ドイツWCアフリカ最終予選2組 vs.南アフリカ 1-2 (AFP PHOTO/ STR)
次戦、カーボベルデ諸島のホームゲームは、6/22、つまり1週間後に行われる。
どちらのチームにとっても過酷なスケジュールだ。
1週間で27000キロの移動。こういう環境下でW杯予選を戦っているチームもあるのだ。
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