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92-96年(ドーハモデル)
日本協会のシンボルであるヤタガラスの羽根をイメージした、いわゆる「ドーハモデル」。
日本代表ユニフォーム史上初の「デザインされたオリジナルモデル」と言える。
最大の戦いは93年秋のアメリカW杯アジア最終予選。最後の数十秒で浴びたイラクの同点弾。
灼熱の地・ドーハに崩れ落ちたカズ、ラモス、中山ら。「ドーハモデル」たる所以である。
しかしその「ドーハモデル」、実はその後2年半、ファルカン、加茂監督と3代にわたり着用された。
また93年自国開催のU-17世界選手権、
94年に日本サッカー史上初めて世界大会出場を決めたU-19アジアユース、
同じく94年にユース以下の大会で初めてアジア制覇を成し遂げたU-16アジアユース、
95年エクアドルU-17世界選手権、95-96年アトランタ五輪最終予選などでは、
中田英、小野、稲本、高原など後に日本代表を背負う選手たちが着用している。
92年(adidas)
【フル代表(オフト監督)】
10月のアジアカップから初のオリジナルデザインのモデルが着用され、見事優勝を飾った。
初のアジア王者となり、翌年のアメリカW杯予選に希望を抱かせる結果となった。
このadidasモデルは、公式戦ではアジアカップ5試合でホームモデルのみの着用であったが、
93年初頭のイタリア遠征や、カールスバーグ杯に参加した日本選抜では
アウェーモデルも着用された。
adidasのロゴは三つ葉マーク。
青×白×青 集合
92/11/3 アジアカップ(広島)GL第3戦 vs.イラン 1-0 (別冊週刊Soccer Magazine)
柱谷哲二 猿O浦知良
92/11/ アジアカップ(広島) (Soccer Freak 鴛ハ冊週刊Soccer Magazine)
白×青×白 集合 勝矢寿延
93/2/20 テストマッチ vs.インター・ミラノ 0-3 (Photo United/Masaomi Arakawa)
霞V登正朗
93/1/23 カールスバーグカップ1回戦 vs.スイス 1-1 3PK4 (Photo United/Masaomi Arakawa)
93年(PUMA)
【フル代表(オフト監督)】
93年のキリンカップからPUMAサプライのモデルが着用された。
さらにアメリカW杯アジア1次予選、最終予選を戦い抜いた。
日本サッカー史に残る「ドーハの悲劇」を演じたいわゆる「ドーハモデル」がこれである。


青×白×青 集合
93/10/28 アメリカWCアジア最終予選 vs.イラク 2-2(STRIKER 93/12/4増刊)
堀池巧
93/10/15 アメリカWCアジア最終予選 vs.サウジアラビア 0-0(Number WEB/K.Asakura)
薗山雅史
93/10/15 アメリカWCアジア最終予選 vs.イラク 2-2(Number WEB/K.Asakura)

白×青×白 集合 北澤豪
93/10/25 アメリカWCアジア最終予選 vs.韓国 1-0
(SOCCER MAGAZINE/Tadashi Itoga Number WEB/K.Asakura)
薗キ谷川健太
93/10/18 アメリカWCアジア最終予選 vs.イラン 1-2 (SOCCER DIGEST)
93年(asics)
【U-17代表(小嶺監督)】
日本で開かれたU-17世界選手権着用モデル。小嶺監督率いるチームは、中田英、宮本恒、松田、
戸田和幸らを擁し、ベスト8まで進出した。U-17世代では今もなお最高成績である。
「asics」ネームは文字だけの珍しいもの。
青×白×青 集合 財前宣之
93/8/21 U-17世界選手権(日本)A組第1戦 vs.U-17ガーナ 0-1(国立) (Sportiva World Soccer Digest)
縁シ田直樹
93/8/9 テストマッチ vs.U-17ナイジェリア 1-2 (週刊Soccer Digest)
青×青×青 集合 長田道泰
93/8/24 U-17世界選手権(日本)GL第2戦 vs.U-17イタリア 0-0(神戸)
(週刊Soccer Magazine 写真データ不明)
白×白×白 集合 宮本恒靖
93/8/29 U-17世界選手権(日本)準々決勝 vs.U-17ナイジェリア 1-2(岐阜) (World Soccer Digest Sportiva)
白×青×青 薗田英寿
93/8/26 U-17世界選手権(日本)A組第3戦 vs.U-17メキシコ 2-1(神戸) (週刊Soccer Magazine)
白×白×青 集合
93/8 U-17世界選手権(日本)前キャンプ (週刊Soccer Digest)
94-95年(PUMA)
【U-21代表(西野監督)】
94年1月に立ち上げられたアトランタ五輪を目指すU-21代表が着用したモデル。
マレーシア、ドイツ、オーストラリアなどの国際トーナメントに参加して強化を図った。
怪我で最終予選を棒に振った小倉や、上野なども召集されていた。
青×白×青 西ヶ谷隆之
94/5 デュッセルドルフ国際トーナメント (別冊週刊Soccer Magazine)
縁ャ倉隆史
95/1 オーストラリア国際トーナメント (別冊週刊Soccer Magazine)
青×青×青 松田直樹
試合データ不明 (別冊World Soccer Graphic)
白×青×白 上野良治
94/5 デュッセルドルフ国際トーナメント (別冊週刊Soccer Magazine)
苑O園真聖
95/1 オーストラリア国際トーナメント (別冊週刊Soccer Magazine)
白×白×白 城彰二 艶X岡茂
95/2/26 サンクスカップ vs.ロサリオ・セントラル 1-0 (M.Tojo)
94年(adidas)
【U-16代表(松田監督)】
小野・稲本らを擁し、エクアドルU-17世界選手権を目指してアジアユースを戦ったモデル。
ユース以下の大会で日本が初めてアジアの頂点に立った日本サッカー史に刻まれる勝利。
グループリーグで連敗スタートも、そこから快進撃。決勝でカタールを倒しての快挙であった。
「黄金世代」誕生のきっかけとなった大会だ。
青×白×青 歓喜
94/11/1 U-16アジアユース選手権(カタール)決勝 vs.カタール 1-0 (Number)
山崎光太郎
94/10/22 U-16アジアユース選手権(カタール) vs.韓国 3-0 (Sportiva)
白×青×白 小野伸二
94/10/24 U-16アジアユース選手権(カタール) vs.バーレーン 3-0 (Sportiva)
94年(adidas)
【U-19代表(田中監督)】
中田英・松田らを擁したチームは、5月の1次予選で大勝した後、ジャカルタで行われた
U-19アジア選手権で、初めてアジアの壁を突破してFIFA主催の世界大会への切符を手にした。
グループリーグ最終戦の韓国との死闘、出場を決めた準決勝イラク戦は、日本サッカー界の
歴史を変えた一戦。ここから日本の飛躍が始まった。
青×白×青 集合 安永聡太郎
94/9/20 U-19アジアユース選手権(インドネシア)GL第4戦 vs.U-19韓国 1-0(ジャカルタ) (週刊Soccer Digest)
大木勉
94/ U-19アジアユース1次予選 (週刊Soccer Digest)
猿R田暢久
94/5/15 U-19アジアユース1次予選 vs.U-19チャイニーズ・タイペイ 12-0 (週刊Soccer Digest)
94年(asics)
【フル代表(ファルカン監督)】
「ドーハの悲劇」から立ち直るべく新指揮官にファルカンを迎えた新生日本代表。
デザインは変わらずに、サプライヤーがasicsに変更され、
94年5月のキリンカップ・オーストラリア戦から着用された。
ファルカンは若手を積極的に登用したが、アジア大会で韓国に敗れて更迭された。
フル代表ではアウェーモデルは一回も着用されなかった。


青×白×青 集合
94/10/11 広島アジア大会 準々決勝 vs.韓国 2-3 (別冊週刊Soccer Magazine)
小倉隆史
94/5/22 キリンカップ vs.オーストラリア 1-1 (写真データ不明)
苑O園真聖
94/10/5 広島アジア大会 GL第2戦 vs.カタール 1-1 (SOCCER MAGAGINE 94/11/16)
94年(asics)
【女子代表(鈴木監督)】
広島で行われたアジア大会に出場したモデル。世界選手権への出場権を決めた。
7番は若き澤穂希である。
青×白×青 集合 木岡二葉
94/9/27 テストマッチ vs.オーストラリア 2-2 (週刊Soccer Digest)
燕iェ
94/10 アジア大会(広島)GL第1戦 vs.韓国 5-0 (週刊SoccerDigest)
白×青×白 整列 高倉麻子
94/10/6 アジア大会(広島)GL第2戦 vs.台湾 3-0 (週刊SoccerDigest)
95年(asics)
【フル代表(加茂監督)】
95年1月のインターコンチネンタルカップから加茂監督が就任し、ダイナスティカップまで
asicsモデルが着用された。
青×白×青 集合 柱谷哲二
95/2/21 ダイナスティカップ(香港) vs.韓国 1-1
(別冊週刊Soccer Magazine number.goo.ne.jp/N.Sanuki)
燕附阡芻キ支
95/2/26 ダイナスティカップ(香港)決勝 vs.韓国 2-2 (number.goo.ne.jp/N.Sanuki)
フル代表では史上初の全身青での着用試合。


青×青×青 集合 森保一&柳本啓成
95/2/23 ダイナスティカップ(香港) vs.中国 2-1 (Number WEB/K.Sanuki)
95年(PUMA)
【U-20代表(田中孝司監督)】
カタールで行われたワールドユースで着用されたモデル。
チリ、スペイン、ブルンジとの組を1勝1敗1分で突破したが、準々決勝でブラジルに敗れた。
中田英寿、松田直樹らを中心としたチームはアトランタ組より一足先に世界への扉を開いた。
青×白×青 集合 中田英寿 演恆蜑
95/4/23 ワールドユース(カタール)準々決勝 vs.U-20ブラジル 1-2(ドーハ) (週刊Soccer Magazine)
青×青×青 中田英寿 苑蝟リ勉
95/4/19 ワールドユース(カタール)B組第3戦 vs.U-20ブルンジ 2-0(ドーハ) (PHOTO KISHIMOTO 縁T刊Soccer Magazine)
白×白×白 集合 山西尊裕
95/4/17 ワールドユース(カタール)B組第2戦 vs.U-20スペイン 1-2(ドーハ) (PHOTO KISHIMOTO Sportiva)
白×白×青 集合 中田英寿
95/4/14 ワールドユース(カタール)B組第1戦 vs.U-20チリ 2-2(ドーハ) (PHOTO KISHIMOTO)
95-96年(adidas)
【フル代表(加茂監督)】
95年5月のキリンカップ・スコットランド戦からはサプライヤーがadidasに変更。
加茂ジャパンのこの年は大きな公式戦もなく、ハイライトはイングランド遠征くらい。
96年2月のカールスバーグカップまで着用されたが、フル代表ではアウェーモデルは
一回も着用されなかった。


青×白×青 集合 名波浩
95/8/6 テストマッチ vs.コスタリカ 3-2 (Number WEB/N.Sanuki)
猿R口素弘
95/8/9 サンスパークカップ vs.ブラジル 1-5 (Number WEB/N.Sanuki)
95-96年(asics)
【U-22代表(西野監督)】
アトランタ五輪を目指すU-22代表がアジア1次・最終予選で着用したモデル。
前園・城・川口・中田らを擁したチームは、大一番の最終予選・準決勝で
サウジアラビアを降し、メキシコ以来28年ぶりの五輪出場を果たした。
青×白×青 集合
96/3/16 アトランタ五輪アジア最終予選GL第1戦 vs.U-22イラク 1-1 (週刊Soccer Magazine)
城彰二
96/3/27 アトランタ五輪アジア最終予選 決勝 vs.U-22韓国 1-2 (別冊週刊Soccer Magazine)
苑O園真聖
96/3/24 アトランタ五輪アジア最終予選 準決勝 vs.U-22サウジアラビア 2-1 (別冊週刊Soccer Magazine)
zakkさんのリクエストに応えて背中の画像を。
前園真聖
96/3/18 アトランタ五輪アジア最終予選GL第2戦 vs.U-22オマーン 4-1
城彰二
96/3/27 アトランタ五輪アジア最終予選 決勝 vs.U-22韓国 1-2
青×青×青 集合 中田英寿 沿ノ東輝悦
96/3/18 アトランタ五輪アジア最終予選GL第2戦 vs.U-22オマーン 4-1 (別冊週刊Soccer Magazine)
白×青×白 柳沢敦 沿タ永聡太郎
96/2/6 テストマッチ vs.ネグリセンビラン州(マレーシア)選抜 2-1 (別冊週刊Soccer Magazine)
95年(adidas)
【女子代表(鈴木監督)】
スウェーデンで行われた世界選手権で着用されたモデル。
グループリーグ2戦目のブラジル戦で、主将・野田の2得点で世界選手権初勝利をあげ、
グループ3位となりベスト8まで進出し、アトランタ五輪の出場権を確保した。
青×白×青 集合 高倉麻子
95/6/7 女子世界選手権(スウェーデン)A組第2戦 vs.ブラジル 2-1 (Photo Kishimoto)
塩リ岡二葉
95/6/5 女子世界選手権(スウェーデン)A組第1戦 vs.ドイツ 0-1 (Photo Kishimoto)
青×青×青 半田悦子 苑蜥|奈美
95/6/13 女子世界選手権(スウェーデン)準々決勝 vs.アメリカ 0-4 (Photo Kishimoto)
95年(PUMA)
【U-17代表(松田監督)】
エクアドルで行われたU-17世界選手権で着用されたモデル。
ガーナ、エクアドル、アメリカとの組で1勝1敗1分の3位で終わった。
小野伸二や稲本潤一の姿が見える。
青×白×青 集合
95/ キャンプ (Number/SudioAUPA)
青×白×白 山崎光太郎 縁ャ野伸二
95/8/8 U-17世界選手権(エクアドル)GL第3戦 vs.U-17エクアドル 0-0
(World Soccer Digest増刊 縁T刊Soccer Magazine)

青×青×青 集合 稲本潤一
95/8/5 U-17世界選手権(エクアドル)GL第2戦 vs.U-17アメリカ 2-1
(World Soccer Digest増刊 写真データ不明)
96年(adidas)
【U-16代表(石橋監督)】
97年エジプトU-17世界選手権を目指して、アジア1次予選を戦ったモデル。
2年後フランスW杯前に代表候補入りする市川大祐が所属していた。
学年的には小野・高原らの1学年下にあたるが、後に代表入りすることになる遠藤、加地、
中村憲剛、玉田らはまだ見出されていなかった。
同じ月後半のキリンカップから「炎モデル」が投入される為、これが最後の「ドーハモデル」着用の
大会となった。
青×白×青 集合 市川大祐 鴛ス松康平
96/5 U-16アジアユース選手権1次予選(日本) (別冊週刊Soccer Magazine)
【関連ページ】
92年以前
92-96年(ドーハモデル)
96-99年(炎モデルT・炎モデルU)
99-00年(風モデル)
01年(コントラストモデル)
02-03年(富士山モデル)
04-05年(グラデーションモデル)
06-07年(刃モデル)
08-09年(ご来光モデル)
お役に立てたようで何よりです。
しかし、そのショップは何を根拠に「自信満々に」黄色と言ったんでしょうね。
また何かあればリクエスト下さい。
画像ソースは3万店以上ありますので。。
挨拶遅れましてすみません。
画像ありがとうございました。
画像をショップに見せて無事無料で張替に出しました。
世代ごとにいろんな選手が異なる番号を付けていて非常に興味深く拝見させて頂きました。
明日はまた新たな歴史を代表には作って欲しいですね。
これからも宜しくお願い致します。
初コメありがとうございます。
とりあえずすぐに見つかった画像をアップしておきますが。。。
黄色というのはフォント本体の色のことですか?
であれば、この画像の通り白ではないかと。。
胸ゼッケンの縁どりは黄色のようですが。
しまい込んだ資料をさらに探してみます
ドーハモデルのナンバーマーキングを調べていてこちらにたどり着きました。
このモデルのネームはどの世代も共通して白ですよね?
先日前園のアトランタ予選をマーキングに出したら黄色で戻ってきてアトランタ予選は黄色でしたと自信満々で言われたので・・・
なかなか背中の画像が無くて確認作業に苦労しております・・・
こちらのサイトは素晴しい情報量でただただ驚くばかりです。
これからも色々と参考にさせて頂きます。