出場国の国歌ウンチク話(G組・H組)

G組 選手も歌えない?サッカー王国 「武器を取れ」と過激な国

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とにかく長く(前奏だけで15小節)、今回の参加国の中で最も難解だと言われているブラジル国歌。テレビの尺に収まりきらないため、異常な早さで速回しされたり、途中を割愛されることもあまた。
最近、ジンバブエとの親善試合で、現地の吹奏楽団に楽譜無視の国歌を演奏されたブラジル。Aメロだらけの珍編曲にカカとロビーニョは爆笑のひと幕も。
新保信長氏は「今回、特に注目なのは協会が選手に国歌の指導をしている≠ニいうブラジル。難しい国歌なので音程もテンポも掴めずグダグダになりがち。それでも一生懸命歌おうとする選手たちの様子がかわいい」と語る。











歌詞やメロディこと違うが、北朝鮮国歌のタイトルは、韓国と同じ「愛国歌(エグッカ)」。あの「イムジン河」の作者が歌詞をつけたその内容は、意外にも明るく穏やかだ。国内の主要行事では金親子の歌が頻繁に歌われるため、そちらの歌のほうが国民には浸透しているとの説も。今大会第1戦のブラジル戦前の国歌斉唱時に感極まって涙を流すチョン・テセ選手の姿が感動を呼んだ。
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ブラジルに負けじと歌詞が長いコートジボワールの国歌は、「友愛」をテーマに歌ったもの。かつて最大都市であったアビジャンを中心として民がまとまり、人類の模範となっていこうというスケールが大きい内容。


















日本に鉄砲をもってきてくれた海洋王国ポルトガルの国歌は、偉大なる海の英雄たちを称えるもの。そかし「武器をとれ」などの過激な内容から、革命歌として禁止されていた歴史も。しかし禁じられればテンションは上がるもの。選手も国民も堂々と大声で歌っている姿は勇ましく、海の男たちを彷彿とさせる。
いとうやまね氏は「素晴らしいメロディだと思うのはポルトガル国歌。沸々と上がっていく絶妙な旋律で気分が高まります。帰化選手であるデコも、最近ではポルトガル国歌を歌っています」
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H組 無敵艦隊には歌詞がない 歌えなきゃ小学校留年≠フ国

世界的にも珍しい歌詞を持たないスペインの国歌。近年国際的にスポーツの祭典で活躍するようになったこともあり?国内で歌詞採用の動きは何度かあった。しかし選ばれた歌詞に反発が起こり、結局現在まで歌詞がない。が、選手や国民はメロディーにのって「ロロロ〜」など独自のハミングで歌って愛している。なんとかハミングで歌おうとするスペインの選手とサポーター。しかし音程を間違う者が多いため、神聖≠ニいうムードは出ない? しかし、いとうやまね氏は「選手のハミングで情熱が伝わってくる。会場のサポーターたちとのハーモニーを必聴です」
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スイスの国歌の成り立ちは1841年、音楽家がある人物から愛国的な詞を贈られ、ぜひこの詩に曲をてけてほしいと頼まれたことがきっかけ。公式な制定はしばらくたってからだが、これが現在の「スイス国歌」の原曲とされている。なお、4ヶ国語が話されているスイスでは、国歌にも4ヶ国語のバージョンがあるが、きちんと歌えない国民も多いのだとか。
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対象的に、小学校でしっかりと国歌を唱和できなければ卒業ができないのがホンジュラス。7番まである長大な歌詞に、国の歴史が綴られている。
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チリの国歌は幾度となくマイナーチェンジを行った複雑なれきしがある。5番まである歌詞を6番までに増やしたり、5番とリフレインだけに短縮したりと紆余曲折が何度もあった。
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【引用】
 SPA! 6月15日号「W杯出場32ヶ国の国歌がヤバい」

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posted by yuuki_ono_99 at 03:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 2010南アフリカW杯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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