報道されている通り、選手たちはケガで戦線離脱した選手たちの気持ちも背負って戦った。
今回、日本代表は7試合すべてを青のホームユニフォームで戦ったが、決勝のベンチには香川真司選手、松井大輔選手、槙野智章選手、酒井高徳選手のアウェーユニフォームが掲げられた。
国内でもナビスコカップや天皇杯などカップ戦の決勝で、ベンチ入りできない選手のユニフォームがベンチに掲げられる風景を見たことがあるが、今回、アジアカップ決勝という大舞台で、図らずも日本代表の「団結心」の象徴として伝えられた。
97年フランスW杯アジア最終予選カザフスタン戦で、ゴールを決めた中山ゴン選手が、自分のユニフォームの下に着た出場停止の盟友・三浦カズ選手のユニフォームを指すゴールパフォーマンスをしたことがあった。
またその三浦カズ選手が、フランスW杯直前に登録から外れ、北澤選手との帰国会見で発した「魂はフランスに置いてきた」の名文句を、今回はそのカズ選手がかわいがっている香川選手が、離脱する際に「ドーハに魂は置いていく」と長友選手に言い残して行った訳だ。
長友選手はその言葉を胸に「決勝で勝ったら必ずお前のユニフォームを掲げるから」の公約通り、決勝アシストを決め、表彰式の間じゅう香川選手のユニフォームを離さなかった。
試合後には藤本選手(松井ホーム)、遠藤選手(松井アウェー)、柏木選手(香川ホーム)、長友選手(香川アウェー)、細貝選手(槙野ホーム)、内田選手(槙野アウェー)、吉田選手(酒井アウェー)らがそれぞれのユニフォームを着て、歓喜の輪に加わった。
試合前のベンチ (Sumito Ohashi)
歓喜の選手たち (Getty Images)
香川選手のユニフォームを掲げる長友選手 (AP Photo)
中継で見ていて最初わからなかったんですよ。
「あれ?ウッチー、前後逆さまに着てるーw」って。
ども少しして納得。
それにしても酒井のホームはどこかで誰かが着ていたんでしょうか?(笑)
酒井のホームがないのが疑問やけど(笑)
にしても、あっという間に時間が過ぎるなぁ。。