adidas(6)…ドイツ・ナイジェリア・日本・メキシコ・コロンビア・赤道ギニア
NIKE(5)…フランス・ニュージーランド・アメリカ・ブラジル・オーストラリア
UMBRO(4)…カナダ・イングランド・スウェーデン・ノルウェー
LEGEA(1)…北朝鮮
【テンプレート】
男子と共通(9)…カナダ・フランス・ニュージーランド・イングランド・北朝鮮・スウェーデン・ブラジル・オーストラリア・ノルウェー
男子と共通だが色違い(1)…日本
ホームが男子と共通、アウェーが女子限定(1)…コロンビア
女子限定(4)…ドイツ・ナイジェリア・メキシコ・アメリカ
未確認(1)…赤道ギニア
A組

西ドイツ時代から一貫して使われているホームカラーの白は、かつてのプロイセン王国の
国旗(黒・白・赤)に由来すると言われている。男子代表の黒に対しアウェーカラーに採用した赤は
国旗の3色からとられ、中世義勇軍の軍服(黒地に赤の襟、金のボタン)に由来している。
今大会ではホスト国としてW杯3連覇を狙う。右胸にはW杯優勝パッチ、左胸の協会エンブレムの
上にはW杯2回優勝を表す二つ星が輝く。
●●● Kerstin Garefrekes
11/6/26 A組第1戦 vs.カナダ1-0(ベルリン) (Getty Images)
●●● Fatmire Bajmaraj
11/6/3 テストマッチ vs.イタリア 5-0(オスナブリュック) (REUTERS)

一般公募で制定された国旗の2色で構成されたユニフォーム。緑は豊かな国土、白は平和と民族の
統一を表す。アフリカ女子選手権では8回開催の内7度の優勝を誇る。
女子代表の愛称はスーパーファルコンズ(Super Falcons)で、同国の男子代表の愛称「スーパー
イーグルス(Super Eagls)」と対をなす。ユニフォームは男子とは異なるテンプレートを採用。
●●● Stella Mbachu
11/6/30 A組第2戦 ドイツ1-0ナイジェリア(フランクフルト) (Getty Images/Bongarts/Friedemann Vogel)
●●● Francisca Ordega
11/7/5 A組第3戦 vs.カナダ1-0(ドレスデン) (Getty Images)

北中米王者として乗り込んできたカナダ。有名な「メープルリーフ旗」のサトウカエデは
開拓時代の厳しい自然の中での暮らしを象徴している。白は雪、赤は太平洋と大西洋を表している。
女子代表はW杯ベスト4(2003年)の実績もあり、男子代表よりも国民の期待は大きい。
今年からサプライヤーとなり胸にV字が入った斬新なデザインのニューモデルをリリースした
UMBROも、女子W杯に向けたプロモーションを展開したようだ。
●●● Candace Chapman
11/6/26 A組第1戦 vs.ドイツ 0-1(ベルリン) (Getty Images/Scott Heavey)
●●● Camille Abily
11/6/30 A組第2戦 vs.フランス 4-0(ボーフム) (AFP PHOTO/Patrik Stollarz)

歴代のホームモデルは、トリコロールと言われる国旗の3色(青・白・赤)が使われており、
愛称のレ・ブルー(Les Bleues)は男子代表のレ・ブルー(Les Bleus)の女性形で、
綴り方が若干異なるが同じ読みになる。男子代表と同様今年からサプライヤー変更をした
NIKEのキットを採用している。今大会では全試合でホームモデル(青×青×赤)を着用している。
●●● Sonia Bompastor
11/7/9 ドイツ女子W杯準々決勝 vs.イングランド 1-1 4PK3(レバークーゼン) (Getty Images)
B組

国旗にはない「青」の由来は諸説あり「戦前のサッカー協会を仕切っていた東大・京大の
チームカラーが青だったから」というのが一番「それらしい」が、はっきりとは規定されていない。
女子代表は2004年7月から「なでしこジャパン」という名称を使い始めている。
ユニフォームは、06-08年モデルから世界でも珍しい男女同テンプレート・異なるポイントカラーを
採用、なでしこに因んで今モデルでも濃い目のジャパンブルーにピンクをあしらっている。
●●● 永里優季
11/7/5 B組第3戦 vs.イングランド 0-2(アウグスブルク) (Getty Images)
●●● 澤穂希
11/7/1 B組第2戦 vs.メキシコ 4-0(レバークーゼン) (Getty Images)

女子代表の愛称は、かつて「Swanz」であったが、2007年9月に「Football Ferns」と改称。
ラグビー・ニュージーランド代表の「オールブラックス」にあやかった男子サッカー代表の愛称
「オールホワイツ(All Whites)」と対をなす。
オールブラックスでも使用されているシダのマーク(シルバーファーン)は、同国のシンボル。
先住民族マオリ族が暗い森を歩く際、道しるべに使ったという。
ユニフォームは男子代表と同テンプレートを採用、今大会では黒のアウェーモデルは着用されなかった。
●●● Katie Hoyle
11/7/5 B組第3戦 vs.メキシコ 2-2(ジンスハイム) (Getty Images)

国旗の3色は、緑が独立と希望、白は宗教的純粋さ、赤は民族の統一を表している。
伝統的にホームモデルは緑をメインカラーとしている。
女子代表の愛称は「Los Tricolores」、あるいは「El Tri」である。
2010年女子ゴールドカップでは準決勝でアメリカを降して準優勝に輝いている。
ユニフォームは男子代表と異なるテンプレートを着用。アウェーモデルは男子代表と同様黒を採用。
●●● Dinora Garza
11/6/27 B組第1戦 vs.イングランド 1-1(ボルフスブルク) (Getty Images)
●●● Natalie Garcia
11/7/1 B組第2戦 vs.日本 0-4(レバークーゼン) (Getty Images)

イングランドの旗・聖ジョージ旗(白地に赤十字)から、ホームモデルは代々白を採用している。
赤のアウェーモデルは66年地元開催のW杯優勝モデルとしても有名。同じく地元開催の
ユーロ96ではなぜかグレーが採用されたが不評の為、97年以降は赤を着用している。
●●● Jill Scott
11/6/27 B組第1戦 vs.メキシコ 1-1(ボルフスブルク) (Getty Images)
●●● Alex Scott
11/7/1 B組第2戦 vs.ニュージーランド 2-1(ドレスデン) (Getty Images)
C組

アメリカ国旗(星条旗)の原型は1777年イギリス国旗の配色を取り入れて作成され、
赤は勇気、白は真実、紺(青)は正義を表す。
FIFA女子ランキング1位の女子アメリカ代表の愛称はThe WNT(The Women's National Teamの
略称)がよく知られているが、The Yanksというものもある。
襟から腹部にかけてポイントが入った、男子とは全く違う大胆なデザインのニューモデル。
協会エンブレムの上には、W杯2回優勝を表す二つ星が燦然と輝く。
●●● Kelley Ohara
11/7/6 C組第3戦 vs.スウェーデン 1-2(ボルフスブルク) (Getty Images)
●●● Carli Lloyd
11/7/10 準々決勝 vs.ブラジル 2-2 5PK3(ドレスデン) (Getty Images)

白は古くから朝鮮民族の伝統色で純潔と光明を表し、赤は社会主義と愛国精神を表している。
FIFA女子ランキングでは2005年以降アジア最高位となり、2010年に日本に抜かれるまでその座を
保っていた。南アフリカW杯からサプライヤーとなったLEGEAのキットを女子代表でも採用、
6月のU-17W杯から投入されたニューモデルを着用している。
ホーム&アウェーで異なるテンプレートを採用している。
●●● Yun Hyon Hi
11/7/6 C組第3戦 vs.コロンビア 0-0(ボーフム) (Getty Images)
●●● Yun Mi Jo
11/7/2 C組第2戦 vs.スウェーデン 1-0(アウグスブルク) (Getty Images)

国旗の3色は新世界の黄金(黄)、宗主国スペインの旧大陸(赤)新旧両世界を象徴する大西洋(青)を
表し、ユニフォームにも使われている。女子代表の愛称はLas cafeteras、またはLa tricolor。
今年からサプライヤーがadidasに変更され、ホームモデルが男子代表と共通、アウェーモデルが
女子限定モデルとなっている。
●●● Liana Salazar
11/7/2 C組第2戦 vs.アメリカ 0-3(ジンスハイム) (Getty Images/Joern Pollex)
●●● Lady Andrade
11/6/28 C組第1戦 vs.スウェーデン 0-1(レバークーゼン) (AFP PHOTO/Patrik Stollarz)

「金十字旗」と呼ばれる国旗の青は澄んだ空、金はキリスト教・自由・独立を表すという。
1157年エリク9世がフィンランドとの戦い前に青空に金十字を見たという故事に由来するとも言われる。
女子代表は女子サッカーの盛んな北欧の強豪で、W杯や五輪でも常連国である。
ユニフォームは男子代表と共通モデル。UMBROはホーム&アウェーモデルを隔年でリリースしており、
11年に出たばかりのタスキのアウェーモデルは今大会では着用されていない。
●●● Caroline Seger
11/7/2 C組第2戦 vs.北朝鮮 1-0(アウグスブルク) (Getty Images)
D組

カナリアの愛称をもつブラジル代表。1950年自国開催のW杯でウルグアイに敗れた
「マラカナンの悲劇」以降、黄色をホームユニフォームとしている。
女子代表は短期間の間に強豪に成長し、最新のFIFAランキングでは2位で米独の2強に割って入った。
ユニフォームは男子代表と同テンプレートの11-12年最新モデルを着用している。
●●● Marta
11/7/6 D組第3戦 vs.赤道ギニア 3-0(フランクフルト) (Getty Images)
●●● Rosana
11/6/29 D組第1戦 vs.オーストラリア 1-0(メンヘングラッドバッハ) (REUTERS)

オーストラリアのナショナルカラーは金(黄)と緑。ラグビーや野球などほとんど全ての競技で
代表チームが使うこの2色は、国の花アカシアの仲間「ワトル」の葉の緑と金色の花の色を表す。
女子代表の愛称は「マチルダス」 男子代表と同じテンプレートを採用し、ホームカラーに黄と緑、
アウェーカラーに国旗の紺を使っている。今大会ではアウェーモデルの紺に黄のパンツを合わせた
男子代表では見られないコーディネートも披露した。
●●● Caitlin Foord
11/7/6 D組第3戦 vs.ノルウェー 2-1(レバークーゼン) (Getty Images)
●●● Elise Kellond-Knight
11/7/10 準々決勝 vs.スウェーデン 1-3(アウグスブルク)

国旗の赤地に白十字はかつての宗主国デンマークの国旗、その上に重ねられた青い十字はノルウェー
の海を表す。ホームモデルも相手国によって赤×白×紺、赤×紺×白、赤×紺×紺などを使い分けている。
今大会でもグループリーグ全試合でホームモデルを着用している。
●●● Lene Mykjaland
11/7/6 D組第3戦 vs.オーストラリア 1-2(レバークーゼン) (Getty Images)

ホームカラーの赤は国旗から取られており、スペインからの独立闘争で流された戦士の血を表す。
女子代表はアフリカ女子選手権で、08年優勝、10年準優勝と強豪に育ってきている。
男子代表のユニフォームが確認できていない為、テンプレートの共通性は不明である。
●●● Anonman
11/7/3 D組第2戦 vs.オーストラリア 2-3(ボーフム) (Getty Images)
●●● Anonman
11/6/29 ドイツ女子W杯D組第1戦 vs.ノルウェー 0-1(アウグスブルク) (Getty Images)
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レス遅れました。すいません。
ご指摘ありがとうございます。
一応男子の方ではフル代表でもU-20代表でも、青のアウェーモデルを着用していた為、この紺のモデルは女子限定としました。
今回のコパアメリカでもフル代表はホームモデルしか着なかったですしね。
ただ本ページの表現は?少し変えてみました。
http://todosobrecamisetas.blogspot.com/2011/03/nueva-camiseta-adidas-de-colombia-1112.html
こちらのページでも紹介されてますが、この2ndモデルはコパ・アメリカモデルとして
前に発表されてました。
ただA代表の方では着用の機会がなかったようです。