彼は広告関係の仕事をしています。
以下、彼からいただいたコメントを引用させていただきます。
「僕はサッカーあまりわからないですが、プーマの方の話を聞いたことがあります。
プーマとアディダスは兄弟だった話はさておき、プーマの製品戦略についてです。
プーマはその名のとおり、ピューマ=動物ですが、
まさにスピード命の製品コンセプトが、そこにはあるようです。
0.1秒よりも早く敵からボールを取り、
0.1秒よりも早くシュートできるサッカーウェアが必要だという事です。
そのためには斬新でもかまわないから自由な発想でのウェアの形を求めたいそうです。
僕には、世界があまりにも違いよく理解できないのですが、
結論的には「裸」に近いのかなと思います。
だってピューマは服を着てないでしょ。
たとえプーマが、奇をてらったウェアを出してもFIFAは承認しない。
それが本当であれば、クリエイティブ志向の僕としては悲しい話ですね。
サッカーファンじゃない人が試合を見ていて、
一風変わったウェアを着ていたら多分そのチームを応援するんじゃないかな。
そしてサッカーファンになる。そんな事を感じました。」
椎ちゃん、ありがとう。
ここで今日話したカメルーンのノ−スリーブユニと、ワンピースユニをアップさせておきます。
集合 Patrick Mboma
02/1 アフリカ選手権(マリ)(優勝) 写真詳細データなし
このワンピースモデルに関しては、紹介原文を載せておきます。
Cameroon's Samuel Etoo, wearing Puma's new one-piece soccer uniform, is shown in this undated photo released Friday, Jan. 23, 2004. Two years after Cameroon wore sleeveless shirts at the African Cup of Nations, prompting a ban by soccer's governing body, the Indomitable Lions are wearing one-piece uniforms for this year's tournament. Blatter, the president of FIFA, said Friday this uniform will be banned, too, but he didn't say whether the Indomitable Lions could wear them in the tournament, which opens Saturday, Jan. 25, in Tunisia. (AP Photo/Puma)
ご存知のように、ノースリーブモデルは02年初頭のマリ・ネーションズカップ優勝という
鮮烈なデビューでしたが、結局FIFAの承認がおりず、
6月の日韓本大会では、ノースリーブに見える半袖モデルに切り替えられました。
またワンピースモデルもFIFAの承認がおりず、
ドイツ予選を戦うカメルーンは一時、勝ち点6を剥奪されたりの罰則(後に恩赦)が出たりしました。
今回ドイツ大会では比較的オーソドックスなデザインのモデルが多かったプーマですが、
また新しい冒険を期待したいですね。
はじめまして。プーマ(本国)はWRCやフェラーリ、BMWザウバーなどと契約し、モータースポーツに力を入れてますね。これもおそらくはナイキ、アディダスなど、他のスポーツブランドが手をつけていない分野で、高い利益を確保するという、ある意味『弱者の戦略』でしょう。モノとしてはカッコイイアイテムも少なくないのですが、残念ながらこのあたりの商品って、ほとんどプーマジャパンでは発売されてないんですよね。
ところで、ドライビングシューズがボクシングシューズを想起させる、というのは、とても鋭い視点ですね。先日の亀田コウキの試合で、対戦相手のファン・ランダエタが履いていたプーマのシューズが気になって調べたら、やはりフェラーリ バイ プーマのドライビングシューズでした。そのあたりの気になったことを私のブログに書いてみましたので、よかったら読んでみて下さい。
管理人さん、宣伝スミマセン。
今度、サッカーショップでも行って
ユニフォーム素材の現物見てみれば?
違う世界の発見があるかもよ。
>sportgoodscultさん
ありがとうございます。
さすがのコメント…。
イタリアは今回もニール・バレットだったんですね。
が、別の方向から見ると、プーマの場合は、デザイン面で目を惹く「ことしかできない」という見方もできると思います。
ニューモデル、ニューテクノロジーへの大々的な投資ができるのは、実質的にナイキ、アディダスしかない、というのが、ここ数年のスポーツ業界の現状です。
もちろんプーマも常に新しい機能を追求しているとは思いますが、根本的な技術革新やマーケティング予算、営業力、いろんな意味での政治力などで2強に対抗するのは現実的に厳しいですから、2強が手をつけていない分野を狙い、見た目で消費者に訴えやすいファッション・デザイン面を強調する、というのが最近のプーマの戦略のように思えます。
今回のワールドカップでのアフリカ勢独占なんかは、まさにそんな感じでしたね。たぶんアフリカの5カ国と契約しても、日本代表1チームと契約するより安くて済むでしょうし、アフリカチームのレプリカが大量に売れるとも思えませんが、大会でのプーマの存在感は抜群でした。
個人的に最近のプーマのデザインについては、ホントに機能的かどうかは別にして、いろいろ面白いことやってるな、という印象を受けます。
今大会のユニフォーム、特にニールバレットのデザインしたイタリアなんかは、ファッションとしてのデザインと、機能面のバランスが取れていて好印象です。
では。