かつてAdmaral、adidas、DIADORAなどがサプライヤーを務め、1999年-2009年までは NIKE を着用していたが、2010年6月突如 BURRDA へのサプライヤー変更が発表された。当時既にリリースされていたNIKE 10-11年モデルをおくら入りにするほどの緊急変更であった。BURRDA は、2008年カタール代表のサプライヤーを務め、多くのカタールリーグのクラブチームにもキットを供給していたが、元々はスイスのメーカーである。
ベルギー代表のキットは2010年モデル、2011-2012年モデル、2012-2013年モデルと立て続けにニューモデルを投入し、現モデルは三代目。ユーロ2012予選こそドイツ、トルコの後塵を拝し敗退したが、ブラジルW杯予選はクロアチアやセルビア、スコットランドなど難敵と同居した組を8勝2分で駆け抜け、日韓大会以来の出場を果たした。まさにBURRDAキットと共にランクも急上昇した感がある。(ちなみに現代表の躍進のスタートとされる2008年北京五輪代表はadidasを着用していた)
デザインも三大メーカーがシンプル化に流れるのと対照的に、切替えを大胆に用いたインパクトあふれるデザインとなっている。本大会出場権を得たことで三大メーカーからのアプローチも当然あるだろうが、本大会でもBURRDAニューモデルを是非見てみたいものだ。


12-13年モデル
2012/8/15 フレンドリーマッチ vs.オランダ 4-2(ブリュッセル) (Getty Images)
11-12年モデル
2011/3/29 ユーロ12予選A組第6節 vs.アゼルバイジャン 4-1(ブリュッセル) (Getty Images)
10-11年モデル
2010/10/12 ユーロ12予選A組第4節 vs.オーストリア 4-4(ブリュッセル) (Getty Images)
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中国のリーネンかと思ってました。
独創的なデザインで良いと思いますね、