小国にスポットを当てた好コラムである。
取り上げられているのはサッカーではないがは、勝手に連動企画として、
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第1回(2/26) モンテネグロ
新生母国の誇り背負う 水球王国の英雄、最後の舞台
2006年6月にセルビアから独立したモンテネグロは建国後初の五輪参加。五輪委員会は水球を「国技」と位置づけ、メダルを狙う。
旧ユーゴ時代を含めた代表通算450ゴール以上の「生きる伝説」ウスココビッチ選手はモンテネグロ初のメダルを手みやげに、代表を引退する心積もりである。
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第2回(2/27) パキスタン
「国の英雄」に政治の荒波
五輪3度優勝の男子ホッケー代表チーム。政局が不安定でテロも相次ぎ、治安悪化の中で、84年ロサンゼルス五輪依頼の金メダルを目指す。
近年クリケットに人気を奪われているが、五輪では唯一パキスタンの希望であり続けている。
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第3回(2/28) キプロス
「分断」意識 国挙げ強化
2004年にEUに加盟し、観光国として順調な経済を背景に、資金潤沢なキプロス五輪財団。クレー射撃男子スキートの07年世界選手権王者アキレオス、陸上男子走り高跳びで07年世界選手権で同国初の同メダルを獲得したイオアヌ、06年全豪オープン準優勝のテニス男子のバグダディスら史上最強の布陣で北京に挑む。
ギリシャ系とトルコ系の確執から「分断国家」の状態が続くが、近年では北キプロスからトルコ系の選手を受け入れ、スポーツ交流が広がっている。
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第4回(2/29) 東ティモール
暴動・貧困越え笑いたい
アジア最貧国の一つでもある東ティモール。サッカーは一番の人気スポーツで、15歳以下代表チームは日本や韓国の大会にも招かれた。
02年の独立後も正常不安が続き、06年春には首都ディリでも暴動が頻発し、多くの選手が練習環境を奪われている。国内には18の競技団体があるが、事務所を構えるのはサッカーだけ。だが各団体代表らによるスポーツ振興会議は、祖国のスポーツを発展させたいという熱い思いがほとばしる。青年・スポーツ庁も北京にマラソンやボクシングの選手派遣を検討中という。
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第5回(3/1) ブルネイ
「金持ち国」に届かぬ思い
石油と天然ガスに恵まれ、「世界一の金持ち」とも言われるハサナル・ボルキア国王が治めるブルネイ。国王は宗教上の権威と同時に首相や国防相、財務相を兼ねるなど絶対的な権力をもつ。
ブルネイ唯一のアテネ五輪代表選手、陸上男子1500mのジミー・アナック・アハーは、契約でもめたウクライナ出身のコーチが、国から解雇された後、補充がないまま2年以上の月日が流れた。国王の弟がスポーツ界のトップに君臨しているが、新コーチを求めたジミーの願いも、どこまで国に届いていたのかわからない。
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第6回(3/4) エリトリア
第7回(3/5) セルビア

