バーレーン戦を振り返る(カブラル's コンテンツ)

そもそもバーレーンに負ける事が本当に有り得ない事なのかどうか、だ。確かにバーレーンは3月現在のFIFAランキングでも82位で日本は36位。だがこれだけでバーレーンを格下扱いしていいのかどうか。

バーレーンはA代表では04年アジアカップからドイツW杯最終予選と付き合いは深い。そして3試合ともに延長含んで全て1点差勝ちではあるものの、前回のマナーマでの天王山以外は楽な試合ではなかった。また、04年のアテネ五輪予選でも日本はバーレーンと2度対戦して1分1敗、無得点だった。

まあ、前回の最終予選においてバーレーンの勝利は結局アウェイの北朝鮮戦だけであったがそれでも大陸間プレーオフに進み、一応アジア5位という立ち位置は示していた。

「それは分かります。バーレーンは弱くない、けれど水曜日のバーレーンが強かったとも思えないのです。前回予選でのゴール前を堅くして次々と日本とイランのセットプレーを弾き返していた様な試合ぶりとは違っていましたし、それ以上に日本が不調でした。まともな攻撃の形も無くほら、負けても『ああ〜、惜しかった〜っ』ってのも無かったんですよ」

確かにバーレーンの強さよりも、日本のダメさが浮き彫りにもなっていた試合だったのも事実だ。例えばこの試合のメンバー、基本的に昨年からあまり変わらず、まあこれは岡田監督の信念かもしれないけれどもDFの選手が少なかった。本番は3バックで臨みながらこの中で本職のCBというのは中沢だけだ。

左右のストッパーの阿部と今野は元々ボランチの選手、彼らが天王山でCBとして起用されたワケだ。本職ボランチというストッパーがアラー・フバイルを抑えに向かった事になる。別に日本のDFがそこまで層が薄いという事ではないと思うのだが。これは国内でポリバレントという言葉が流行している影響もあるだろう。

トルシエ時代の中田浩二、ジーコ時代の三都主と本職のDFで無い選手がDFラインに起用される事は前からあったが、ここまで代表DFの主流が専門の選手でないというのもどうかと思う。

それに海外組も起用は結局見送った。まあケガ人が続出している影響もあるが、さあ天王山だ!という意気込みはあったのだろうか。

さて、現在のグループの展開としてバーレーンが勝ち点6で1位、日本はオマーンと同じ勝ち点3だがタイ戦での貯金があるので2位にいる。自分は今回のグループの行方としては、日本が1位を走り、2位を巡ってバーレーンとオマーンが争うと見ていた。だが、ここで日本がバーレーンに負け、中東勢に強いと思っていたタイもホームでオマーンに負けたのはマズい。

とりあえずこの後、オマーンの狙いは日本戦に集中するだろう。特にマスカットでは、今回のバーレーン戦を大いに参考にしてくるかもしれない。今回はグループ2位まで勝ち抜けだから、2位の座を巡った争いが激しくなると見ているだけに、こういう展開はできれば避けたかった。

過去のW杯予選において日本はなんらかの形で1敗はしており、これまでは無敗突破というのはなかった(と同時に1敗だけしかしてないのも事実)。ただ、その1敗というのはいずれも最終予選での出来事であり、今回の予選が始まったばかりの早い段階での敗戦にちょっと意外に見えるだろう(まあ相手がこれまでだったら最終予選で当たっていてもおかしくない相手だが)。

この敗戦を今後引きずるかどうかは選手と監督が知る。選手は何をやりたいのか、そのためにどういう練習がしたいかとかはもっと監督に主張しても構わないと思う。ジーコ時の主将であった宮本はこういう事はもっと言っていた、マスコミにではなくジーコ本人に。

他のシードファイブを見回すと、オーストラリアは中国に終了間際のPKがあり冷や汗をかきつつドロー、開催地が中立地となった韓国と北朝鮮はスコアレスドロー、イランとクウェートもドロー、サウジもウズベクに0-3とサウジにしてはW杯予選では珍しい負け方だ。W杯予選は厳しい、自分もシード順位はウソをつかない、とは思っているがそれはシード順位に相当の準備をした場合という前提が抜けていたのかもしれない。

6月連戦は踏ん張り所となる。

今回の3次予選は思ったよりもカオスになりそうだ。

実際、水曜日の一連の試合は前だったら最終予選の一戦となっていてもおかしくは無い、がそれでも05年頃だったらここまで競ったり、あるいは突き放されたりしただろうか。今予選においてシードファイブの入れ替わりがあるとは思っているが、思ったよりも第2シード勢はやる。

日本も岡田監督も選手と一緒にボールを蹴る気持ちで入ったら何かが変わるかもしれない。


【引用サイト】
 デカ長! (カブラルさんの日記by mixi)


posted by yuuki_ono_99 at 13:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 2010南アフリカW杯予選 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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