【A組】
ブラジル/Brazil/Brasil NIKE 代表23名画像 6/3 パナマ 6/6 セルビア
国旗の緑色と黄色は、ブラジル皇帝ペドロ1世のブラガンサ家と皇妃マリアのハプスブルク家を象徴。
中央の円は共和政が樹立された1889年11月15日の朝のリオデジャネイロの空を表し、円内の27個の
星は、連邦共和国を構成する26州と1連邦直轄区を表している。中央の白い帯は黄道を表し帯には
緑色で哲学者オーギュスト・コントの言葉「秩序と進歩」がポルトガル語で記されている。
今大会ホスト国として絶対優勝を宿命づけられたブラジル代表。1950年自国開催のW杯決勝リーグで
ウルグアイに敗れた「マラカナンの悲劇」以降、黄色をホームユニフォームとしカナリアの愛称をもつ。
1980〜1990年代はTOPPERやUMBROのモデルを着用していたが、NIKEがサッカーユニフォームに
進出した初期の1997年から、同ブランドを採用している。
●●● Neymar
2014/3/5 フレンドリーマッチ vs.南アフリカ 5-0(ヨハネスブルグ)前半 (Getty Images/Gallo Images)
●●● Thiago Silva
2014/3/5 フレンドリーマッチ vs.南アフリカ 5-0(ヨハネスブルグ)後半 (Getty Images/Gallo Images)
クロアチア/Croatia/Croacia NIKE 5/31 マリ 6/6 オーストラリア
クロアチアの象徴ともいえる赤白チェック柄はシャホヴニツァ(Šahovnica)と呼ばれており、
925年、クロアチアの初代国王トミスラヴ王が戴冠式の時に使用した模様と伝えられている。
1994年国際舞台復帰後はlottoを着用していたが、2000年からNIKEを採用している。
代々ホームモデルはシャホヴニツァ、アウェイモデルは青にシャホヴニツァのポイントのデザイン。
●●● Darijo Srna
2014/5/31 フレンドリーマッチ vs.マリ 2-1(オシエク) (www.slobodnadalmacija.hr)
●●● Nikica Jelavic
2014/3/5 フレンドリーマッチ vs.スイス 2-2(ザンクト・ガレン) (Getty Images/Marc Eich)
メキシコ/Mexico/México adidas5/28 イスラエル 5/31 エクアドル 6/3 ボスニア・ヘルツェゴビナ 6/6 ポルトガル
国旗の3色は、緑が独立と希望、白は宗教的純粋さ、赤は民族の統一を表している。
国旗の紋章や協会エンブレムの図柄は「鷲が蛇をくわえて湖のほとりのサボテンに止まっているところ
に都を築け」というアステカ人の建国神話に基づいたもの。
1980年代にadidasを着用して以降、UMBRO、ABA SPORT、GARCIS、atleticaを経て
2003年からNIKEを採用、2007年から20年ぶりにadidasを復活させた。
伝統的にホームモデルは緑をメインカラーとしている。アウェイモデルは白や黒が採用されていたが、
2012年ロンドン五輪代表に続き、今モデルではフル代表で初めて赤が採用された。
●●● Javier Hernandez
2013/10/15 ブラジルW杯最終予選 vs.コスタリカ 1-2(サンホセ) (写真データ不明)
●●● Hector Herrera
2014/3/5 フレンドリーマッチ vs.ナイジェリア 0-0(アメリカ・アトランタ) (AP Photo/David Tulis)
カメルーン/Cameroon/Camerún PUMA5/26 マケドニア 5/29 パラグアイ 6/1 ドイツ 6/7 モルドバ
国旗に使われている「汎アフリカ色」緑・赤・黄を用いたユニフォーム。
緑は豊かな森林と未来への希望、赤は独立で流された血、黄は肥沃な大地と太陽を表す。
1980〜1990年代にかけては、Le coq、adidas、lotto、mitreらを着用していたが、1998年から
一貫してPUMAを着用している。右胸の協会エンブレムとは別に、チームの愛称「不屈のライオン」を
表すエンブレムが左胸に配されている。また今モデルでは身頃全体に、そのライオンや国旗に
入れられている星をもとにデザインされたという民族紋様がシャドーで描かれている。
ホーム(緑)、アウェイ(黄)に加え、大会前に急遽サード(白)がリリースされたが、
結局、本大会では着用はされなかった。
●●● Eric M ChoupoMoting
2014/6/1 フレンドリーマッチ vs.ドイツ 2-2(メンヘングラートバッハ) (Getty Images/Adam Pretty)
●●● Vincent Aboubakar(R カメルーン)
2014/5/29 フレンドリーマッチ vs.パラグアイ 1-2(オーストリア・クーフシュテイン) (AP PHOTO/Kerstin Joensson)
【B組】
スペイン/Spain/España adidas 5/30 ボリビア 6/7 エルサルバドル
通称「血と金の旗」と呼ばれる国旗の赤と黄は、12世紀にあった王家の紋章の色に由来する。
ユーロ2008、南アフリカW杯2012、ユーロ2014とメジャー大会4連覇の偉業を狙う。
1980年代adidas、Le coqの後、1992年から20年以上adidasを着用している。
今モデルでは世界的な「全身同色」トレンドを受け、ホームモデルは深紅、アウェイモデルは
同国史上初の黒が採用されている。本大会前に急遽サード(白)をリリースした。
●●● David Villa
2013/11/16 フレンドリーマッチ vs.赤道ギニア 2-1(マラボ) (AP PHOTO/Juan Flor)
●●● Sergio Ramos
2014/3/5 フレンドリーマッチ vs.イタリア 1-0(マドリード) (Getty Images/Claudio Villa)
オランダ/Netherlands/Países Bajos NIKE5/31 ガーナ 6/4 ウェールズ
現在のオランダ王家であるオラニエ・ナッソゥ家(オラニエ=オレンジの意)から
とられたオレンジをホームカラーとする。オレンジといえばオランダ代表というくらい
有名なカラーである。アウェーモデルには国旗から青を採用している。
1980〜1990年代はadidas、lottoを着用していたが、1997年からNIKEを着用している。
オレンジに合わせるポイントカラーは黒の時と白の時があるが、今モデルでは白を合わせた
デザインとなっている。
●●● Klaas Jan Huntelaar
2014/5/17 フレンドリーマッチ vs.エクアドル 1-1(アムステルダム) (Getty Images/Charlie Crowhurst)
●●● Robin Van Persie
2014/5/31 フレンドリーマッチ vs.ガーナ 1-0(ロッテルダム) (www.football-news.com)
チリ/Chile/Chile PUMA 5/30 エジプト 6/4 北アイルランド
アメリカの星条旗を手本にデザインされた国旗の3色で構成された伝統のユニフォーム。
青は空を意味し、白はアンデス山脈の雪を、赤は独立のために流された血を意味する。
1980〜2000年代にかけてadidas、UMBRO、Reebok、BROOKS等を歴用したが、南アフリカW杯後
からPUMAを着用。今モデルでは14年ぶりに襟に青が入り、シャツだけで国旗のカラーを表現。
●●● Miiko Albornoz
2014/5/30 フレンドリーマッチ vs.エジプト 3-2(サンチアゴ) (Getty Images)
●●● Alexis Sanchez
2014/3/5 フレンドリーマッチ vs.ドイツ 0-1(シュツットガルト) (Getty Images/Lars Baron)
オーストラリア/Australia/Australia NIKE5/26 南アフリカ 6/6 クロアチア
オーストラリアのナショナルカラーは金(黄)と緑。ラグビーや野球などほとんど全ての競技で
代表チームが使うこの2色は、国の花アカシアの仲間「ワトル」の葉の緑と金色の花の色を表す。
サッカー代表「サッカールー」もホームカラーに黄と緑、アウェーカラーに国旗の紺を使っている。
1990〜2000年代前半までadidasを着用していたが、2004年からNIKEにサプライヤーを変更、
オセアニアからアジアに移籍した2006年以降も引き続いてNIKEを着用している。
今モデルは1973年西ドイツW杯予選モデルをオマージュしたクラシックなデザイン。
本大会前にアウェイモデルは一度も着用されず。
●●● Tim Cahill
2014/3/5 フレンドリーマッチ vs.エクアドル 3-4(イングランド・ロンドン) (Getty Images/Jamie McDonald)
【C組】
コロンビア/Colombia/Colombia adidas 5/31 セネガル 6/6 ヨルダン
国旗の三色は、黄色はスペイン人の目的であった金を、青は面する二つの海(太平洋とカリブ海)を、
赤はスペインからの独立の際の流血を表す。
1980〜2000年代はadidas、Le coq、PUMA、KELME、UMBRO、Reebok、lotto等を着用したが、
2011年から21年ぶりにadidasを復活させた。アウェイモデルでは23年ぶりに赤を採用。
●●● James Rodriguez
2014/11/14 フレンドリーマッチ vs.ベルギー 2-0(ブリュッセル) (Getty Images/Christof Koepsel)
●●● Juan Cuadrado
2014/3/5 フレンドリーマッチ vs.チュニジア 1-1(スペイン・バルセロナ) (www.antena2.com.co)
ギリシャ/Greece/Grecia NIKE5/31 ポルトガル 6/3 ナイジェリア 6/6 ボリビア
国旗の青は澄んだ空と自由独立を支持する神の啓示、白はイスラム支配からの独立を表している。
歴代のユニフォームも一貫してホーム白、アウェイ青を守っている。
1990〜2000年代にかけて、DIADORA、lotto、adidas、Le coq等次々とサプライヤーを変えたが、
ブラジルW杯予選中の2013年、急遽NIKEがサプライヤーとなった。
今モデルはシンプルなポロネックを採用。アウェイモデルは本大会初戦コロンビア戦で初登場。
●●● Kostas Manolas
2014/5/31 フレンドリーマッチ vs.ポルトガル 0-0(リスボン) (Getty Images/Gualter Fatia)
●●● Dimitris Salpingidis
2014/6/14 ブラジルW杯C組第1戦 vs.コロンビア 0-3(レシフェ) (Getty Images/Quinn Rooney)
コートジボワール/Côte d'Ivoire/Costa de Marfil PUMA5/30 ボスニア・ヘルツェゴビナ 6/4 エルサルバドル
ホームカラーのオレンジは国土の北半分のサバンナであり、豊穣の台地を意味する。
白は平和、アウェーカラーの緑は国土の南半分の森林であり、希望を意味している。
1990〜2000年代にかけて、adidas、ennerre、Kappa、uhlsport等を着用したが、
2005年以降一貫してPUMAを着用し続けている。また今モデルでは肩部に民族紋様がシャドーで
描かれている。ホーム(オレンジ)、アウェイ(緑)の他、本大会前に急遽サード(白)を
リリースしたが、本大会で着用されずに終わった。
●●● Gervinho
2014/6/14 ブラジルW杯C組第1戦 vs.日本 2-1(レシフェ) (Getty Images)
●●● Christopher Aurier
2014/3/5 フレンドリーマッチ vs.ベルギー 2-1(ブリュッセル) (Getty Images/Dean Mouhtaropoulos)
日本/Japan/Japón adidas 5/27 キプロス 6/2 コスタリカ 6/7 ザンビア
国旗にはない「青」の由来は諸説あり、「戦前のサッカー協会を仕切っていた東大・京大の
チームカラーが青だったから」というのが一番「それらしい」が、はっきりとは規定されていない。
国際舞台に登場し飛躍的な進歩を遂げた1990年代以降は「ジャパンブルー」も定着してきた。
1990年代はadidas、PUMA、asicsが各年代を持ち回りで提供していたが、1999年以降adidasが
独占的に提供している。ブラジルW杯後にサプライヤーを変えるという噂も出ている。
2014年モデルでは背中に入ったラインが、円陣を組んだ時に一本に繋がるようにデザインされた。
アウェイモデルにはブラジル国旗をオマージュした蛍光イエローが史上初めて採用されたが、
本大会前のコスタリカ戦でのみ着用され、本大会での着用はされなかった。
●●● 本田圭佑
2014/5/27 フレンドリーマッチ vs.キプロス 1-0(横浜) (Getty Images/Mark Kolbe)
●●● 長友佑都
2014/6/2 フレンドリーマッチ vs.コスタリカ 3-1(アメリカ・タンパ) (Getty Images/Mark Kolbe)
【D組】
ウルグアイ/Uruguay/Uruguay PUMA5/30 北アイルランド 6/4 スロベニア
伝統的に「セレステ」と呼ばれる水色をホームカラーとしている。
国旗に使われている水色は自由、白は正義を表している。
1980年〜2000年代にかけてadidas、Le coq、PUMA、ennerre、TENFIELD、uhlsportと
サプライヤーを変えたが、2007年以降PUMAを着用している。
「5月の太陽」と呼ばれる紋章は古代インディオ、つまりインカ帝国の独立の象徴を意味し、
今モデルでは協会エンブレムの周りにシャドーで配されている。
●●● Edinson Cavani
2014/6/14 ブラジルW杯D組第1戦 vs.コスタリカ 1-3(フォルタレーザ) (Getty Images/Laurence Griffiths)
●●● Martin Caceres
2014/6/24 ブラジルW杯D組第3戦 vs.イタリア 1-0(ナタル) (The Associated Press/Petr David Josek)
コスタリカ/Costa Rica/Costa Rica lotto 6/2 日本 6/6 アイルランド
国旗は中央アフリカ連邦旗の青×白に、フランスの二月革命を称えて1848年に赤を加えたもの。
1990年イタリアW杯初出場時はlottoを着用していたが、その後Reebok、atletica、Jomaを経て
2007年からlottを復活させている。そのイタリア大会ベスト16に輝いた黒×白のストライプモデルが
2011年、2013年モデルでも採用されたが、今大会ではホーム(赤)アウェイ(白)のみをリリース。
●●● Joel Campbell
2014/3/5 フレンドリーマッチ vs.パラグアイ 2-1(サンホセ) (www.larepublica.net)
●●● Oscar Duarte
2014/6/14 ブラジルW杯D組第1戦 vs.ウルグアイ 3-1(フォルタレーザ) (Getty Images/Alex Livesey)
イングランド/England/Inglaterra NIKE5/30 ペルー 6/4 エクアドル 6/7 ホンジュラス
イングランドの旗・聖ジョージ旗(白地に赤十字)から、ホームモデルは代々白を採用している。
赤のアウェイモデルは1966年地元開催のW杯優勝モデルとしても有名。同じく地元開催の
ユーロ96ではなぜかグレーが採用されたが不評の為、1997年以降は赤を着用している。
長年、自国メーカーのUMBROを着用していたが、そのUMBROがNIKEの傘下に入ったのをきっかけに
2013年、協会設立150周年を機にNIKEに変更された。
●●● Danny Welbeck
2014/6/14 ブラジルW杯D組第1戦 vs.イタリア 1-2(マナウス) (Getty Images/Claudio Villa)
●●● Luke Shaw
2014/6/4 フレンドリーマッチ vs.エクアドル 2-2(アメリカ・マイアミ) (Getty Images/Richard Heathcote)
イタリア/Italy/Italia PUMA 5/31 アイルランド 6/4 ルクセンブルク
イタリア代表の愛称「アズーリ(青)」。国旗にないこの色をホームカラーとする由来は
1861年に小国に分かれていたイタリアを統一した「サヴォイア王家」の紋章にある「青い盾」に
あると言われている。
1980〜1990年代にかけて、Le coq、diadoraを着用したが、1995年NIKEが初めて大国をサプライ
する国としてイタリアを選んだ。その後1999年からはピタユニの先鞭をつけたKAPPA、
2003年からはPUMAを着用している。毎モデル、イタリア代表独自のデザインが採用されている。
アウェイモデルは本大会前のフルミネンセ戦でのみ着用された。
●●● 2014/6/14 ブラジルW杯D組第1戦 vs.イングランド 2-1(マナウス) (Getty Images/Richard Heathcote)
●●● Ciro Immobile
2014/6/8 フレンドリーマッチ vs.フルミネンセ 5-3(ペルージャ) (Image Sport/Daniele Buffa)
【E組】
スイス/Switzerland/Suiza PUMA 5/30 ジャマイカ 6/3 ペルー
あまりにも有名な赤地に白十字の国旗の色をモチーフとしたユニフォーム。
赤は主権、白はキリスト教精神を表している。
1980〜1990年代にかけてはadidas、lottoを着用していたが、1998年から一貫してPUMAを着用。
世界でも珍しい正方形の国旗は、今モデルでは左胸に配されている。
ホームモデルの胸部分には、国旗の十字の透かしが大きく入っている。
●●● Josip Drmic
2014/6/25 ブラジルW杯E組第3戦 vs.ホンジュラス 3-0(マナウス) (Getty Images/Stu Forster)
●●● Granit Xhaka
2014/5/30 フレンドリーマッチ vs.ジャマイカ 1-0(ルツェルン) (www.srf.ch)
エクアドル/Ecuador/Ecuador marathon5/17 オランダ 5/31 メキシコ 6/4 イングランド
かつてコロンビア、ベネズエラと共に構成していた「グラン・コロンビア」の国旗に基づく3色旗の
カラーを採用したデザイン。黄は新世界の黄金、赤は宗主国スペインなどの旧大陸、青は新旧大陸を
繋ぐ大西洋を表す。
1980〜1990年代はadidas、PUMA、Reebokなどを着用していたが、1996年から自国メーカーの
marathonを継続して着用している。
●●● Antonio Valencia
2014/6/25 ブラジルW杯E組第3戦 vs.フランス 0-0(リオデジャネイロ) (Getty Images/Mike Hewitt)
●●● Frickson Erazo
2014/6/15 ブラジルW杯E組第1戦 vs.スイス 1-2(ブラジリア) (Getty Images/Clive Brunskill)
フランス/France/Francia NIKE5/27 ノルウェー 6/1 パラグアイ 6/8 ジャマイカ
歴代のホームモデルは、トリコロールと言われる国旗の3色(青・白・赤)が使われており、
シャツの青から代表は「レ・ブルー」と呼ばれる。
長年フランス代表を支えてきたadidasと袂を分かち、2011年からNIKEが新サプライヤーとなったが、
ファッション先進国であるフランスらしいスタイリッシュなデザインは概ね好評である。
今モデルでは、ランス南部の都市ニーム(Nîmes)をその名の由来となるデニム素材に
インスピレーションを得たデザインを採用している。
●●● Karim Benzema
2014/6/15 ブラジルW杯E組第1戦 vs.ホンジュラス 3-0(ポルトアレグレ) (www.standard.co.uk)
●●● Paul Pogba
2014/6/25 ブラジルW杯E組第3戦 vs.エクアドル 0-0(リオデジャネイロ) (Getty Images/Jamie Squire)
ホンジュラス/Honduras/Honduras Joma5/29 トルコ 6/1 イスラエル 6/7 イングランド
代々ユニフォームには、国旗の2色を使用し、青は太平洋とカリブ海、白は国の統一と平和を表す。
今モデルでは歴代のユニフォームにあしらわれている五星(19世紀前半に共に中央アメリカ連邦を
結成していたグアテマラ、エルサルバドル、ニカラグア、コスタリカを表す)は姿を消し、
国名の頭文字「H」のみが配されている。この「H」は1982年スペインW杯初出場時のモデルを
オマージュしており、五星と同様歴代モデルの胸に輝いている。
●●● Carlo Costly
2014/6/25 ブラジルW杯E組第3戦 vs.スイス 0-3(マナウス) (Getty Images/ Clive Brunskill)
●●● Marvin Chavez
2014/6/1 フレンドリーマッチ vs.イスラエル 2-4(アメリカ・ヒューストン) (Getty Images/Scott Halleran)
【F組】
アルゼンチン/Argentina/Argentina adidas6/4 トリニダード&トバゴ 6/7 スロベニア
セレステ・イ・ブランコ(水色と白)と呼ばれる伝統の縦縞のユニフォーム。この2色は、独立前の
1806年、英国軍のブエノスアイレス侵攻を撃退した義勇軍の花形帽章(コケード)の色といわれる。
●●● Javier Mascherano
2014/6/15 ブラジルW杯F組第1戦 vs.ボスニア・ヘルツェゴビナ 2-1(リオデジャネイロ)
(Getty Images/Matthias Hangst)
●●● Lionel Mess
2014/7/13 ブラジルW杯決勝 vs.ドイツ 0-1(リオデジャネイロ)
(Getty Images/Martin Rose)
ボスニア・ヘルツェゴビナ/Bosnia-Herzegovina/Bosnia-Herzegovina adidas5/30 コートジボワール 6/3 メキシコ 6/8 サントスU-21
●●● Senad Lulic
2014/6/21 ブラジルW杯F組第2戦 vs.ナイジェリア 0-1(クイアバ) (Getty Images/Jewel Samad)
●●● Vedad Ibisevic
2014/6/15 ブラジルW杯F組第1戦 vs.アルゼンチン 1-2(リオデジャネイロ) (Getty Images/Jamie Squire)
イラン/Iran/Irán uhlsport 5/26 モンテネグロ 5/30 アンゴラ 6/8 トリニダード&トバゴ
●●● Reza Ghoochannejhad
2014/6/16 ブラジルW杯F組第1戦 vs.ナイジェリア 0-0(クリチバ) (Getty Images/Julian Finney)
●●● Amir Hossein Sadeghi
2014/5/26 フレンドリーマッチ vs.モンテネグロ 1-1(オーストリア・ハートバーグ) (photos.thenews.com.pk)
ナイジェリア/Nigeria/Nigeria adidas5/28 スコットランド 6/3 ギリシャ 6/7 アメリカ
一般公募で制定された国旗の2色で構成されたユニフォーム。
緑は豊かな国土、白は平和と民族の統一を表す。
今大会ではグループステージ3試合ともホームモデルを着用した。
●●● Peter Odemwingie
2014/6/16 ブラジルW杯F組第1戦 vs.イラン 0-0(クリチバ) (Getty Images/Jamie Squire)
●●● Reuben Gabriel
2014/3/5 フレンドリーマッチ vs.メキシコ 0-0(アメリカ・アトランタ) (www.puentelibre.mx)
【G組】
ドイツ/Germany/Alemania adidas 西ドイツ時代から一貫して使われているホームカラーの白は、かつてのプロイセン王国の
国旗(黒・白・赤)に由来すると言われている。アウェーカラーの赤と黒は国旗の3色からとられ、
中世義勇軍の軍服(黒地に赤の襟、金のボタン)に由来している。
●●● Mario Götze
2014/7/13 ブラジルW杯決勝 vs.アルゼンチン 1-0(リオデジャネイロ) (www.bongocelebrity.com)
●●● Thomas Müller
2014/7/8 ブラジルW杯 準決勝 vs.ブラジル 7-1(ベロオリゾンテ) (jsportsblogger.wordpress.com)
ポルトガル/Portugal/Portugal NIKE 革命を表す赤をホームカラー、希望を表す緑をサブカラーとした伝統のユニフォーム。
今アウェーモデルは白地に国旗の2色のラインが配された特徴的なデザイン。
協会エンブレムにもなっている十字の紋章は、12世紀にポルトガルの首都リスボンをムーア人から奪還した
十字軍(クルセード)のものである。
http://i.dailymail.co.uk/i/pix/2014/03/05/article-2574203-1C119F8900000578-21_306x423.jpg
ガーナ/Ghana/Ghana PUMA 以前は国旗のデザインに従い、黄地に黒い星を配したユニフォームだったが、
2006年のドイツW杯モデル以降、白をホームカラー、赤をアウェーカラーとしている。
赤は独立の為に流された血を、中央の黒色の星はアフリカの自由を象徴している。
その「ブラックスターズ」はチームの愛称にもなっており、右肩に透かし風プリントで配されている。
アメリカ/USA/Estados Unidos de América NIKE アメリカ国旗(星条旗)の原型は1777年イギリス国旗の配色を取り入れて作成され、
赤は勇気、白は真実、紺(青)は正義を表す。94年自国開催W杯モデルを除いて
毎モデル、ホームは白のシンプルなデザイン。今モデルではアウェーに青×赤とインパクトある配色を採用。
●●● ●●● Clint Dempsey
2014/6/16 ブラジルW杯G組第1戦 vs.ガーナ 2-1(ナタル) (Getty Images/Kevin C.Cox)
【H組】
ベルギー/Belgium/Bélgica BURRDA
アルジェリア/Algeria/Algelia PUMA 国旗にも使われている白と緑はイスラム文化を象徴する色。
白は純血を表し、緑は繁栄を示している。チームの愛称にもなっている
「フェネックス(砂漠の狐)」の透かし風プリントが右肩に入っている。
ロシア/Russia/Rusia adidas
韓国/Korea Republic/República de Corea NIKE 国旗(太極旗・テグ旗)の赤と青は陽と陰を表し、万物は相対したものが調和しつつ
統一されるという古くからの東洋思想に基づいた宇宙観を意味している。
その国旗の色から歴代のホームモデルは赤を採用し、代表チームは「赤い悪魔」の異名をとる。
今モデルの身頃には、協会のシンボルでもある虎の紋様が入っている。