日本代表の新ユニフォーム発表まであと4日。
期待が高まるが、ここでこれまでの各国のリリース状況を整理しておこう。
【全体的な傾向】 一言で表現すると、リリースは早いが事前情報は少ない、と言えるだろう。
08-09年念モデルの場合、オランダやスペインはユーロ予選終盤でニューモデルを投入している。
それに対して、W杯予選は、アフリカ予選最終節、大陸間プレーオフ、ヨーロッパ予選プレーオフを
残すのみとなったが、現在までニューモデルを投入したのは、コートジボワールのみである。
あとはプレーオフでのニューモデル投入が期待される。
一方、日本代表の新ユニフォームリリースは
08-09年モデル 08/1/24
06-07年モデル 05/11/7
04-05年モデル 04/1/26
02-03年モデル 02/2/4
となっており、ドイツW杯モデルに続き、今回も11月リリースとなっている。
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アフリカ各国のモデルを先行リリース。08-09年モデルに続いて、ホーム&アウェーモデルを
別デザインとしている。特にアウェーモデルは手描き風ストライプを多用した斬新なものとなっている。
adidasは正式発表は
ドイツ、
パラグアイのみ。他にスペイン、フランス、
ギリシャ、
メキシコ、アルゼンチンなどの画像がリークされているが、その全てが異なるテンプレートを
採用しており、今後のリリースに期待が拡がる。
全く情報が入ってこないのがNIKE。ブラジル、オランダ、オーストラリアなどの情報が待たれる。
【11月シリーズ】
11/14のアフリカ予選最終節、前節のコートジボワールに続き、PUMA勢のニューモデル投入が
期待される。
AIRNESS勢で唯一可能性を残しているガボンだが、カメルーンの前に悲願は風前の灯である。
エジプトとの直接対決に3点差以上で負けなければ出場が決まるアルジェリアは、Le coqがサプライ。
サプライヤー変更がなければ、02年のセネガル以来の出場となる。
大陸間プレーオフ、ニュージーランド−バーレーンのセカンドレグと、ウルグアイ−コスタリカ。
ドイツW杯大陸間プレーオフでは
トリニダード&トバゴが予選時のFinTAから急遽adidasを投入したが、
今回はそういうサプライズはなさそうだ。
ヨーロッパ予選のプレーオフはどうか?
ドイツW杯予選プレーオフでは、スペインがいち早くニューモデルを投入したが、今回は?
adidas勢は、ウクライナとギリシャが激突、ロシア、フランスが本大会を目指す。
フランスはニューモデル投入の可能性が高いかもしれない。
NIKE勢はポルトガルとスロベニア。今の流れから行くとプレーオフは旧モデルだろう。
唯一マイナーメーカーのボスニア・ヘルツェゴビナ(LEGEA)のサプライズは?
また出場決定国も多数テストマッチが組まれている。
日本はアウェーの南アフリカ戦がニューモデルのデビュー戦となる模様。
他にもデンマーク−韓国、スロバキア−アメリカ、ブラジル−イングランド、
ドイツ−チリ、イタリア−オランダ、スペイン−アルゼンチンが11/14、
スロバキア−チリ、オランダ−パラグアイ、デンマーク−アメリカ、韓国−セルビア、
ナイジェリア−アルゼンチン、ドイツ−コートジボワールが11/17-18に行われる。
各国の仕上がり具合と共に、ニューモデル投入が楽しみな11月である。
(11/6追記)
11/5に、
フランス、
アルゼンチンのニューモデルがそれぞれ協会から正式発表された。
フランスはW杯予選プレーオフ・アイルランド戦、アルゼンチンはテストマッチ・スペイン戦から
着用するそうだ。やはり11/14&18は、ニューモデルのデビューラッシュとなりそうだ。
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